ミートホープ

信じられないです。
本当に、どうかしている。


食品に関しては、私も気をつけているつもりでいます。
例えば、どんなに安くても中国産野菜を買わないとか、製品となっているものはなるべく避けて、素材から作るように心がけたりとか。

でも、その素材に偽装があったら、何を作っても意味がなくなってしまいますよね。



ひき肉って、子供のいる家庭では、特に食卓に登場する機会が多い食材の一つだと思います。
子供の大好物のハンバーグ・コロッケ・マーボ豆腐・ミートソースなどに必需品の食材だからです。
今日の新聞で、ミートホープの社長が、馬鹿げた発言をしていました。
「安さだけを求める消費者にも問題がある」と。



ミートホープの社長だけには言ってほしくない台詞ですが、全然的外れ、というわけでもないのが辛いところです。
他の消費物資と異なり、食品は間に毎日確実に消費しているもので、世の主婦としては、少しでもお安いものを、と健気な努力を続けています。
でも、そのときに考えてみる必要はあると思います。
例えば、国産のねぎが一把200円の時、中国からわざわざ空輸して、しかも太さは日本の倍、長さも1.5倍くらいはある立派なねぎが100円で売られているのは何かワケアリだと。


随分前になりますが、NHKスペシャルで、中国産の「しいたけ」について取材をしていた番組を見ました。
最初から最後まで農薬と科学薬品で処理されていて、四足なら机以外、飛ぶものなら飛行機以外のものを調理してしまうという中国人が、
「私だったら、あんなに危ない食品は口にしません」
と言っていたことが、忘れられません。