二学期始動

そろそろ二学期の準備を始めないといけない時期です。
子供たちの、ではなくて、のです。


たまたま去年に引き続き、今年も同じ学年を担当しているので、授業の準備は、ボチボチ整っているのですが、問題は体力と気力の方です。


何しろ二ヶ月近くもダラダラと一日中クーラーのかかった部屋で怠惰な生活を送った身にとって、蒸し暑い教室での午前中四時間びっしりの授業は堪えますよねえ。
それを考えただけで気持ちが萎えます・・・・・。
今年も例年に負けず劣らず残暑が厳しいようですし・・・・。


学校の先生をしている方で、学年主任、校務・教務・教頭・校長と出世していかれる方は別として、特に女性の先生で40代後半から50歳代で早期退職される方がおられますが、これは私の想像ですが、体力的なものが大きく関わっていると思います。あと、親の介護などの家庭の事情もあるでしょうけれど。
子育ての大変な時期を、教員として立派にこなしてこられたような人が、50代で早期退職されるのは、体力的に苦しくなってくるからだと思うのです。
その一因が、体力を消耗させる夏の暑さだと思います。
夏、この暑さの中、運動場で部活指導とか、想像を絶する重労働だと思いませんか?


私の友達談では、名古屋のとある中学には、運動部の部活が2〜3しか無いのだそうです。理由は、先生の高齢化のためだとか。件の中学は、稀に見る優秀な生徒が集まる学区で、問題児のいない本当に平和な中学なんだそうです。若くて体力気力ともに充実した、壮年期の先生は、問題児の問題行動に迅速に対応するべく、問題の学区にまわされるんだとか・・・・。結果的に、平和な学区には、年寄りか、新人が集まるんだそうです。そういう理由で、文化系の部活に偏ってしまっているのだそうです。


学校の先生の夏の職場は、熱波の運動場、蒸し風呂状態の体育館、酷暑無風状態の教室なんです。