中間報告

怒涛のような中間テストの採点も無事終え、帳面の記載も済んで、ホット一息ついているところです。

昨日、視写の話題をしましたが、実は、今回の中間テストに、ボーナス問題として「視写」の問題が入っていました。
視写を初めて、まだ一ヶ月もたっていないのですが、一応、中間報告その?ということで、披露させていただきます。
(お断り)昨日書いた内容は、10日ほど前のものです。


ちょうど、古典「枕草子」がテスト範囲でしたから、問題の中にあった、「夏は夜。夕日の〜」の段落を、原稿用紙の使い方を守って視写せよ、というのがあったのです。
しかも三点!
「みんな、がんばって視写のプロジェクトに取り組んでくれているから、その努力に報いる」ための大盤振る舞いの三点だったのです。だって、写すだけですから・・・・・



当然のことながら、三点取る生徒が続出して、
「あー、ボーナス得点だ〜!」
と、大喜びしてくれるだろうと、私たちは予想しておりました。

ところが、予想に反して、これが正確に写せていないのです。途中の文節が抜けていたり、漢字が間違っていたり、漢字で書くべきところが平仮名になっていたり、段落の頭が一マス空けてなかったり、行の始めに読点がついたり、酷い生徒は、この問題に手もつけなかったり・・・・・・



格差是正のための得点のつもりだったのに、ますます格差を広げるような結果となってしまいました。
この三点の問題に手をつけなかった生徒に、直接インタビューしてみたい。
「あんたが、この問題に手をつけなかった理由は、どれに当てはまるか、次のうちから選んでください。」
①時間が足りなくなると思った。もしくは、足りなかった。
②問題の意味が分からなかった
③文字を書くのが面倒だった
④その他