山茶花

キンモクセイの花の時期って短いですね。一週間ほど強く香っていたと思ったら、あっという間に散ってしまいました。
私は、香り高い植物が好きなので、狭い庭にも係わらず二本のキンモクセイが植えられています。
春の沈丁花・秋のキンモクセイは私のガーデニング暦の中でも、待ち遠しく思っている花の季節であります。



そんなキンモクセイがあっという間に散ってしまうと、そろそろ山茶花が咲き始めます。
山茶花が、うつくしく刈り込まれた垣根にびっしり咲いているのを見ると、いよいよ冬到来か、という気持ちになります。
残念ながら、我が家の山茶花は、私が思い描いているような美しく刈りこまれた木ではありませんが、それでもチラホラと花をつけはじめています。



この間、「葉を落とす前に」と、庭のケヤキの枝を払いましたし、南面に張ってあったヘチマのネットも降ろしましたから、こざっぱりしました。
ケヤキが残っている葉を落としてしまうと、我が家の庭は、すっかり冬バージョンになります。



こんなに狭い庭でも、季節季節に、どこかで花が咲いてくれるのを見るのは、ささやかな私の楽しみでもあります。
この後、山茶花に続いて、椿が花をつけてくれます。
今年の春に、かなり強く剪定したにも係わらず山茶花も椿も健気に花芽を膨らませくれているのがいじらしいです。