門田式堆肥の続報です。
夏の間は、土に埋め戻した生ゴミが土に返るスピードも速くて、本に書いてある目安の一ヶ月よりも速く堆肥になっておりました。
冬になると、そのスピードが遅くなるので、我が家のように狭い庭だと、うっかりするとまだ青々とした野菜が埋まった状態の地面を掘り起こしてしまうようなことも起こりがちです。



そこで、今日からは、いままで手をつけてこなかった、家の北側の通路の土も堆肥化させることにしました。
家の北側には、挿し木で増やした沈丁花の木が背の高さ四十センチくらいになったものが十数本植えられています。
沈丁花は、冬の間も葉を落とさないし、特に日差しを好むという植物でもないので、家の裏でも十分育ちます。挿し木でどんどん増えるし、特別に肥料を与えなくても順調に生育しています。
ただ庭木についてかかれた本に拠ると、不都合な点が二点挙げられていました。一つは、移植ができないこと。もう一つは寿命が短いこと。寿命が短いって、何年くらいのことを指すのか具体的に数値が無かったので何ともいえませんが、とにかくそういうことらしいです。



狭い敷地に家が建っている我が家のことですから、家の北側に通路が何メートルもとってあろうはずはありません。文字通りの通路で、幅一メートルもないような所です。土もカッチカチで、よくぞここに沈丁花が根付いてくれたことよと、生命力の強さに驚いているところです。
今冬は、そのカッチカチの土をフッカフカに変えようという試みをします。
ちなみに、家の南面の土の堆肥化は大成功です。この調子なら、来春の花の植え替えには新しく土を買う必要は無さそうです。