受験生の母 心得② 食事編

子どもが塾に通う日は、3回夕飯の支度をしていました。
息子Bが塾に行く前に夕飯を食べさせます。塾は五時半から八時までの日と、六時から九時までの日がありました。たとえ八時に終わっても帰宅時間は八時半を過ぎてしまいます。それから夕食では体に良くないので、塾に行く前に夕食とするのです。


息子Bを塾に送って、二時間後には息子Aが帰宅(駅まで迎え)し、その後食事。

その一時間後には息子Bを迎えに行きます。

そして、午前零時に限りなく近づいたころ、夫が帰宅して、夕食です。



随分慌ただしい生活を五年間(息子が二人の通算)も続けてきたものだ。ひょっとしてこれこそが受験生の母の鑑かも・・・・と、自分で自分を褒めて悦に入っておりましたら、記録的な進学率を誇る名古屋のYN塾(イニシャルでも分かる人にはわかりますよね)へ通っていたというお母さんから、衝撃の話を聞きました。
朝は、七時に弁当を準備して塾に送る。
夕方六時に夕飯の弁当を塾へ運ぶ。
夜九時に夜食を運ぶ。
十一時過ぎに迎えに行く。

土日や長期の休暇には、こういう生活が続くのだそうです。
「まっ、大袈裟な話だわぁ」
と、話半分に聞いておりましたら、まったく同じ話を数人のお母さんから聞き、ひどく衝撃を受けました。
私は受験生の母の鑑でもなんでもなかった!
かの塾に息子を通わせた母は口を揃えて「二度とYN塾へは通いたくない」と言います。
分かるわぁ。