受験生の母 心得その③ 居間の壁に張るもの

受験生は、しょせん小学生です。
大人が「知っていて当然」と思ってしまうような簡単なことを意外と知りません。
特に、国語と社会では、大人の「常識」を通用させてはいけません。


常識を身に付ける一番手っ取り早い方法が、テレビのニュース番組です。

テレビの置いてある部屋には、大きな日本地図を張っておくといいです。
山形県天童市では、名産の将棋の駒を作る職人さんが・・・・・」
「今年も、黒部アルペンルートが開通し、開通式が・・・・・」
「沖縄では、一月に海開きの行事が・・・・」
というような、全然エキサイティングでないニュースが流れます。
そんなニュースをただ聞き流すのではなくて、
「へぇ、天童市って将棋の駒を作っているんだねぇ」
アルペンルートってすごい雪が積もっていたんだね」
「沖縄ってそんなに暑いの」
みたいな会話をして、常識力を養ってやらないと、知識が増えていきません。



私は、地理に関しては、常識のない人でしたから、大学生になるまで、日本に佐賀県という県が実在するのを知りませんでした。
また、栃木県と群馬県と埼玉県がどういう順番で並んでいるのかも知りませんでした。
そういう常識は、息子たちが受験勉強するときに私も一緒に学習しました。



もちろん世界地図と日本の歴史年表も必需品です。
今、話題のコソボがどこにあるか知ってますか?ちょっと前に話題になったミャンマーがどこにあって、首都がどこに移転したか知っていますか?今度サミットが開かれる洞爺湖の位置がピンポイントで指せますか?
こういう「常識」の積み重ねがめっちゃ大切なんですっっっ。
受験するなら①日本地図 ②世界地図 ③年表の三表は居間の壁に貼る必需品です。