学年末の後で・・・その①

三学期の学年末テストの後、今年は、こんなプロジェクトを進めています。
成績に反映されないというだけで、一気にモチベーションが下がる現代っ子
この授業を聞いたら「得する!」という特典がないと、一旦下がったモチベーションが上がりません。
本来、新しく学ぶことは、成績に反映されようがされなかろうが、自分の力になるわけですから「得」には違いないのですが、そんな遠い将来の話や、得することもあるかもしれないという程度の「得」では今の子どもは動きません。


「得する!」
というのは、三年に進級したときに、今ここで習ったことがすぐに「得する」ことに直結することを指します。



ということで、最低でもB評定が取れる感想文の書き方を伝授しています。
前にも書きましたが、夏休みに入ってから、「感想文を書くために、どの本を読めばいですか?」なんて言っているようでは、賞どころかAを狙える感想文は書けません。
賞を狙うのであれば、一年がかりで感想文用の本を見つける必要があります。
それを最低でも二回は読み返さないと、いいものは書けません。
でも、塾や部活で忙しい生徒に、一年間に100冊は本を読もうなんてとても言えません。



そこで、今回のプロジェクトは、今までに、自分が二回以上読んだことのある本を紹介し、その中で、自分はここが納得できません、自分はここが理解できません、自分はここの意味がわかりりませんというところを発表するというものです。