若い女性教師

どんなに医学が進歩しても年齢的な制限があるのは、やはり出産。
30前半までに子どもを持った方が、その後の育児を考えたら絶対に楽だといえます。
でも、教員に限らず、正規で仕事を持っている女性にとっては、出産の時期は難しい問題かもしれません。



私は、自分自身が子供の出産までに ほとんど安静状態で過ごさねばならない症状だったため、こと妊婦さんに関しては、完全に妊婦さんの味方です。
体調管理のために、エアロビしたり水泳したりできるような健康な状態で、わざわざ階段を上り下りしてしまうような人は、また別物ですが、そうでない場合は、妊婦さんには特別な処遇をしてあげる必要があると思います。


先日、おばさん講師の茶話会で、若い女の先生が、切迫流産の危機の為に欠席しているのを、父兄が文句言ってきたという話を聞き、びっくりしてしまいました。
中学生の子どもがいるってことは、自分も妊婦を経験した同性なのに、そういうことを言うか?
確かに、受験学年の担任をしている先生が、12月に突然長期欠席された・・・・という話だったら非難されても仕方が無いかも知れませんが、中学一年生の担任が三月に一週間休んで文句が出るというのは、ちょっと酷だと思いました。
働く女性は子どもを生むと職場(生徒)に迷惑だ、みたいな風潮がなくならないと、若い人が子どもを生んでくれなくなりますよ。
若い先生も、父兄や職場の仲間・上司から理解のない言葉を受けたら、
「じゃあ、あんたは、一体誰から生まれてきたんじゃい」
と言ってもいいんじゃない?
世の中の人は、イエス・キリスト様やお釈迦様でさえ、みんなお母さんから生まれてきたんですっっっ。