入学式と吹奏楽

息子ABともに新一年生となり、午前は中学の部、午後は高校の部の入学式に参加してきました。
朝、五時起きで身づくろい・食事・家事を済ませ、大急ぎで息子Bとともに電車に飛び乗りました。
朝は通勤ラッシュのイメージがありますが、七時前ならゆったり立つスペースもあります。息子Aによると、六時台と七時台では込み方が全然違うのだそうです。
新中学一年生のなる息子Bは、まだまだお子ちゃま体型で背も低いので、親としても満員電車で潰されずに乗っていけるかしら、と心配しましたが、この調子なら大丈夫そうです。


入学式は、息子Aの所属するブラスバンド部が入場行進のための演奏をしておりました。
三年前はマツケンサンバを演奏し、大好評を博しました。そのときの演奏を聴いて吹奏楽に興味をもった新一年生が大勢入部してきたそうです。そういうことも考えると、選曲ってすごく重要ですね。
選曲といえば、昨年も「千の風になって」は大ヒットしていました。ただ、「マツケン」と違って、この曲が使えるシーンって、随分限定されてしまうと思いませんか?メロディーラインは素晴らしいのですが、歌詞の「♪私の〜お墓の前で〜泣かないで下さい〜♪」のインパクトが強すぎて、寿のシーンでは使いづらいものがあります。
そういえば、私の勤め先の中学の今年の卒業式では、卒業生入場の曲として「千の風になって」が使われていました。
吹奏楽部の演奏でしたから、当然歌詞はありません。でも、他の人はどう思ったか知りませんが、私は少なからずぎょっとしました。


息子Aの吹奏楽部の選曲は、エヴァンゲリオンアクエリオン風林火山・・・など、ちょっとオタク系の人が好みそうな曲が使われていました。ひょっとしたら、吹奏楽部の先輩が、入部してくれそうな生徒の層を分析して選曲したのかもしれません。


その後、オーケストラ部のすんばらしい演奏が続き、男子校ながら音楽に興味を持つ生徒の層の厚みを感じました。ちなみに、オーケストラ部は、今年の定演でも名古屋の芸術文化センター大ホールを入場制限するほどの大盛況だったそうです。


午前・午後の入学式ダブルヘッダーに参加して二回も吹奏楽の演奏を聴けました。息子Aもがんばってるじゃん、とちょっぴり見直しました。