夢追い

昔、テレビの深夜放送の番組で見た映画で、題名のわからなかった作品を検索しようと思い立ちました。
手掛かりは、20年くらい前のフランス映画だったことと、女優が美人だったことと、男と女が逃避行することと、最後はヒッチハイクで国外へ逃げ延びたということと、女がチェロを弾き、男がピアノを弾いていたシーンがあったということだけ。

こういう時に、インターネットの凄さを感じます。
これだけの材料で、この映画の題名が「夢追い」だと分かったのですから。



美人の女優だったという記憶に間違いは無く、かのカトリーヌ・ドヌーブさんでした。男優は、ジャック・デュトロンという人だそうです。1979年の作品でした。
ストーリーは高級コールガールと泥棒の二人が、とある縁から、共に自由を求めて新天地へと逃避行するという、あの時代にありがちな話でした。
二人は、( それほどの罪とは思えないんだけど )いつしかフランス全土にお尋ね者の知らせが行き渡るほどの有名人になっていくのです。ひょっとしたら派手な立ち回りでもあったのかもしれません。そこらへんはよく覚えていませんので・・・・。



どこかのレストランで、チェロを弾くカトリーヌ・ドヌーブとピアノを弾く男優が
でてきて、その姿がすごく美しくて切なかったイメージが残っていました。
あらすじによりますと、二人が楽器を弾くシーンは、女が見た夢のシーンだったそうで、どうりで美しくて切ないシーンだったと合点しました。



今にして思えば、どうしてこの映画のことがそれほどまでに記憶に残っているのか、上手く説明できないのですが、なぜか記憶に残っている映画の一つです。

「夢追い」を探すのに、ほぼ半日パソコンの前に座り続けて、さまざまな映画のサイトを見てきました。
「お薦めの映画」というサイトやブログを書いている方が多いのには驚きました。
そこで、私の一本を書かせていただきます。
アニメ部門では、トイストーリー 2
ドラマ部門では、ショーシャンクの空に
ブコメディー部門では、ブリジッド・ジョーンズの日記
アクション部門では、マトリックス
「夢追い」の位置づけは、一番長く心の中にモヤモヤを残した作品部門の第一位です。