私立受験熱

今朝の朝日新聞に、私立中学志向の傾向が強まっているという記事が載っていました。


記事の中に、一昔前と違って、サラリーマン家庭の生徒が増えているというのがありました。
はい、我が家はそのサラリーマン家庭です。


確かに、私立の中学・高校は、公立に比べたら格段に出費が嵩みます。
制服一つとっても、公立中学へ通う生徒の学生服の倍ですし、体操服も五割高くらいの価格設定でした。
入学金や授業料や電車の定期代や部活動費など、私の感覚では、ちょうど国立大学へ通わせるのと同じくらいの出費です。
これが一人六年間続きます。
サラリーマン家庭では、このことをしっかり計算していないとね。


その分、中学受験がないことと、楽しくて快適な学園生活が送れることと、一生続くかもしれない友達と出会えるチャンスがあります。
毎週のように校内の備品の何かが破壊されたり、すごく些細でしかも厳しい校則に縛られたりすることはありません。異常なまでに父兄の反応を気にする先生もいませんし。尊敬できる先輩や同級生は山ほどいるし、ライバルは勉強を教えてくれるし。
まあ、親としては、私立の学校でよかったかなあ、というのが正直な感想です。



ただ一つだけ当てが外れたのは、子どもは、親が期待したほど一生懸命勉強してはくれないことです。