次の雨を待つ

九月に入っても、相変わらずの暑さです。
三階建ての建物の場合、三階が一番暑いです。三年生の教室は三階にあるので、階段を登るだけでも息を弾ませて来て、ムシムシ暑くて風がソヨリとも入らない教室では、本当に倒れそうになります。
教室はムシムシなのに、なぜか廊下は涼しい風が通っています。
私は、生徒が小テストをやっているときなどは、一人廊下で涼んでいます。



なかなか涼しくなりませんね。



30度を越えると、職員室の冷房がオンになります。
イマドキの公共施設は、どこでも設定気温が28度ですから、「涼しい!!」とビックリマークが二つ並ぶような涼しさは望むべきもありませんが、それでも入っているのと入っていないのでは月とすっぽんです。



以前、私が勤めていた中学は、所謂「底辺」の生徒が多い学区で、職員室にも冷房は入りませんでした。
「なんで先生だけ涼しくて俺らは暑いんだ」
という生徒に配慮しているらしいのですが、この論理は間違ってるじゃないかなぁ。
おかげで私はすっかり体調を崩したという苦い経験を持ちます。



同じ市内の同じ公立中学でも、学区によっては全然生徒に対する対応が異なるのです。



天気予報によると、今度降る雨が秋の気圧配置を連れてくるとのことですが、最近の天気予報って、なんかイマヒトツ信憑性がないのよね。
過度に期待せず、次の雨を待っています。