会心ステーキ

我が家のような庶民の家計では、ステーキって、たま〜のイベントとしてステーキハウスで頂くのが一年に数回あるかどうか。
・・・・「あらぁ、いやだわぁ。我が家は一日おきにステーキとお刺身ですのよ」
というご家庭もあるかもしれませんけどね・・・・・・



まだ新婚だったころ、なにぞやの記念にと、かなり奮発してステーキ用のお肉を買ってきて焼いたことがあります。
大奮発して買ったお肉だっただけに、期待度はいやが上にも高まります。
ところが、お皿にのっかったものは、カッチカチで、パッサパサ。ステーキをナイフでガシガシやって切り分け、顎が疲れるほど噛んだという苦い経験をして以来、家ではステーキを焼かなくなりました。
やっぱりプロの味はプロにしか出せないものだと思い込んでいたのです。



今日は、ン十年ぶりに、その思い込みが大間違いだったことが証明されました。
今日買ってきたのは、ステーキ用にスライスされた「国産黒毛和牛」で100g980円というところ。
大体110グラム〜120グラムがワンカットで売られていました。


食べる一時間くらい前に冷蔵庫から出して常温にします。料理する直前に塩・胡椒します。
そして、隣の奥さんから「絶対に買って後悔しない物です」といって薦められたアムウェイのお鍋と電気コンロを220度にセットして、蓋をして表面1分、裏面に返して再度蓋をして一分焼くだけ。
(確かにお鍋は、お買い得。消耗品じゃないので、長く使えば使うほどに割安になる計算ですよね)


しょっちゅう海外からのお客さんを接待して、一流のステーキハウスでステーキを食べている夫が、大絶賛の焼加減でした。
外は程よく焼き目がつき、中はジュシーでこれまた程よくミディアムな焼加減!
皆様に味わっていただけないのが残念。
今回のこの成功は、ひょっとしてひとえに「黒毛和牛」のなせる技だったのか、それともアムウェイのお鍋のおかげか、はたまたインダクションレンジで火の強さを220度に保っていたせいか?
今度、100g500円クラスの庶民のステーキ用肉であるオージービーフで試してみます。


息子Bは、せっかくのステーキを一センチ角ほどに細かく切って、ありがたそうに食べていました。
そんな姿が、ちょっといじましかった・・・・・



また今度、オージービーフの結果をリポートします。お楽しみに。