昨日の三年生国語の選択授業(古典)で、こんな話をしました。
平安時代の人たちは、夢に関して、現代人とは違った解釈をしていました。」


現代人の解釈だと、恋人の夢を見ることは、自分が恋人のことばかり考えているために、自分が彼の夢を見た、となりますね。
平安時代の人は、恋人が私のことを考えてくれると、私の夢に出てくるという解釈をしていたようです。
だから、最近彼が夢に現れないということは、彼が私のことを想ってくれていないのね・・・・という解釈になって、彼の心変わりを責めることになるわけです。


そんな話をした翌日、つまり今日のこと。
一人の生徒が
「先生、今でも平安時代の人のような考えはありますよ。相手のことを強く想うと、相手の夢の中に現れることがあるそうです」
との報告をしてくれました。
ほ、ほんとかなぁ・・・・・


「今日、私は、先生の夢の中に登場してみますから、先生も私のことを想ってみてください」
と、言われました。
とりあえず、彼女のことを頭に浮かべながら寝てみます。