緊張感!

あっという間に11月も中盤を迎えました。
早い早い。
11月下旬には期末テストが行われ、その後すぐに三年生には実力テストも待っています。ついでに言うと、年明け早々には三年生は学年末テストが待っていて、最後の実力テストの後に進路を決定するという日程になっています。



わが息子Aは中高一貫の私立なので、中学三年生の試練を味わっていません。
つまりは、親である私も、世間一般の高校受験生を持つ母をやったことがありません。
その分、お受験で厭というほど受験生の母をやっていましたけど・・・・



当然、受験生はインフルエンザ予防接種を受けます。
そしてその家族も風邪に対しては万全の対策をとります。せめて受験生くらいは、集団で予防接種注射をうってもいいような気がします。



お受験にはお受験の大変さがありますが、一般の高校受験には、またお受験とは違った意味でプレッシャーがあるでしょう。
なにしろ、お受験は任意ですが、高校入試は、ほとんどの生徒が受験するわけですからね。
やっぱりこの時期は、中学三年生の教室は、去年まではなかった程よい緊張感があります。
例えば、漢字テストは、週一回のペースで行われます。
毎回30問程度の問題集から20問の出題で、そのうち半分は漢字の読みが出されます。テストといっても三分で終わるし、範囲も指定なので、家で数分間復習しておけば満点とは言いませんが、八割は簡単に取れる問題です。
このテスト、二年生の時には、満点から零点まできれいにばらつきがありましたが、今では、進学を希望している生徒なら、ほぼ全員が八割とってきます。
つまり、こんな漢字テストでも、積もり積もって内申点に関係しているということを意識しているんですよね。



愚息Aは、漢字が特に苦手みたいなんだけど、中学三年生の時の漢字テストは、毎回半分以下でしたから。その緊張感のなさといったら、担任の先生がよく「伸びきったパンツのゴムのよう」という表現をしますが、まったくその通り。
受験のあるなしで、緊張感はこうも違うのかと痛いほど実感しています。