チョコレートケーキ

テストの採点と、成績処理と評定付け、という嵐のような数日が過ぎ、そんなドヨヨーン気分からやっと解放されました。


こんな日に、やりたいことは三つのうちのどれかです。
一、ずっと本を読む
一、家中の窓をピッカピカに磨く
一、スイーツ(ケーキ・クッキーなど)を作って食べる


昨日はケーキを焼きました。
ここんところはまっているのがチョコレートケーキです。
ココアパウダーを混ぜたスポンジ生地を焼いて冷まし、スポンジの間にジャムを挟みます。上からたっぷりのチョコレートガナシュ(チョコレートを生クリームでのばしたもの)でコーティングします。
ガナシュが固まるように冷蔵庫で冷やします。
表面が固まったら、茶漉し経由でココアパウダーを振りかけて出来上がりです。



チョコレートケーキをカットする時のコツがあります。
おおむね他のケーキでもいえることですが、手作りのケーキが、なぜ素人っぽく見えてしまうかというと、切り方が悪いからです。
せっかく美しくデコレーションしたケーキも、ナイフが入ると形が崩れたり、搾り出しのクリームがつぶれたり、スポンジの断面がぼろぼろだったりしませんか?
ここは、パン切り用の刃の長い薄いのを使ってください。
そして、コツその一が、刃を熱湯にくぐらせて熱くすることです。
コツその二は、一回ケーキを切ったら、刃についた余分なクリームやスポンジくずを洗い流して、また熱湯にくぐらせたナイフを使うことです。
全然力が要らずに刃がケーキに入りますから、切り口が壊れません。



チョコレートケーキの場合は特にこれをやらないと、せっかくのツヤツヤのチョコレートのコーティングに醜くパリバリのひびが入ってしまいます。


ちなみに、太巻き寿司を作った時、切り口が汚くなってしまうという場合も、同じです。
一切れ一切れ包丁をフキンで清めながら切ると失敗しません。
まずは よく切れる包丁を持つことが、美しい切り口を作るための大前提です。