流しのしたの骨

江國香織さんの名前はしばしば耳にしますし、エッセーなどは読みますが、実際に小説を読んだのは多分初めてです。
初めて読んだ本が「流しのしたの骨」という本です。


小川洋子さんワールドと通じる世界をお持ちです。
ムーミンの世界とも通ずるかも。
すごく暖かくて、ちょっと怖くて、かなり固執していて、でも羨ましい、けれどこの家族の一員として暮らしていける自信はない。
とにかく一度読んでください。


この本の題名になっている「流しのしたの骨」。
実は私は、てっきり赤ちゃんの骨でも入れてあるのかと思いましたが・・・、ネタばらしはルール違反ですから、知りたい方はご自身で読んでください。


ネタばらしといえば、お正月に放映された「欽ちゃんの仮装大賞」の録画をこの週末に家族で見ました。
実は、私はこのときの仮装大賞をとったグループを知っていました。それでついポロリと
「これこれ! このグループが大勝を取ったのだよ」
といいましたから、家族全員から総スカンを食らいました。
特に息子Bは、もうカンカン。
そこまで情熱を込めてこの番組を見ていたとは知らず、悪いことをしました・・・・