おばあさん

昨日のブログの内容が「ジイ」で、今日は「オバアサン」とは、なんともすごい偶然です。


学校の先生をしておられる女性の多くは、意識的にかどうかはわかりませんが、フレグランスをつけていません。
私の勤め先には、ただ一人だけ、バラの香りのフレグランスを漂わせておられる先生がおられます。いつも高価なスーツを着ていらっしゃって(絶対にしまむらで買い物したことはないと思う)、お肌や髪の手入れや完璧の非常に女度の高い方で私の憧れです。
私は、「女度の高い」方に入りたいと常日頃思っているのですが、年取ってくると、あーんな所やこーんな所・・・と、手を加えるべき箇所が多くて、「完璧」とは程遠い状態です。


この年頃の生徒って、薫りと臭いの区別がないのか、なんでも「くさい」という表現をします。
例えば、外国の口紅の中には香料の入ったものがありますね。その香りに対しても
「なにか、くっさい臭いがする」
ですから・・・・
私は一瞬、生徒の誰かがオナラでもしちゃったのかと思いましたよ。
(オナラだけは、自分が臭いの発信源かどうかが自覚できます)
それで私は、個人的にはフレグランスは大好きなのですが、学校へはつけていかないように心がけています。いろいろ生徒への対応が面倒くさいので。


授業の始まる前のことです。
一人の男子生徒が私の傍らに立つとこういいました。
「○○先生って、おばあちゃんの匂いがする」
おばあちゃんってどんな匂いがするのよっっっ。
ショックで顔の筋肉が引きつるほどでしたが、無理やり笑って、どんな匂いだったと聞くと・・・
「抹茶のような、薄荷のような、枯れたにおい」
だって。
これって、いくらなんでもひどくない?
こういう無神経な男が、未来のセクハラオヤジに育つんじゃ。