歓送迎会

昨日は勤め先の中学の歓送迎会がありました。
稀に見る異動の多い年でしたから、会場は大賑わいでした。



これだけ多くの人間が集まるとなると、会場はホテルとか結婚式場の広間ということになります。
今年は、二年前の歓送迎会のときに使った会場と同じ場所でした。
とある有名な大手結婚式場チェーン店です。



予算の関係なのか、結婚式場での集まりとはもともとそういうものなのか、良く分かりませんが、二年前の歓送迎会での料理の酷さと不味さと量の少なさは、長く私の記憶に残るだろうなぁ、というくらいのレベルでした。
なにしろ、バイキング形式でしたが、人数分のおすしやデザートが無くて、醜く奪い合って(というと大袈裟かも知れませんが、それに近い勢い)、料理に殺到したという感じでした。


しかも、きっかり二時間の時間制限で早々と会場を出されました。
あの当時は、よほど強気の経営でも成り立っていけるほど、利用者がいたのでしょう。
商売が繁盛している時には、視線が上を向いて、サービスの質が下がるものかもしれません。


打って変わって、二年後の今年の様子はどうだったか。
同じくバイキング形式でしたが、料理の量ははっきりいって二倍は用意されていました。
ゆっくりお料理を取りにゆける心の余裕がありましたから。でも料理の不味さは変わらなかった・・・・
追い立てられるような慌ただしさも無く、ゆったりと出てくることができました。



これだけ内容が変わったということは、経営者が変わったか、心を入れ替えてサービスの質の向上に努めたかのどちらかでしょう。
この不景気で「宴会」の数もスケールも激減しているはず。
唯一、変わらずに使ってくれるのは、公務員・教職員関係の歓送迎会くらいじゃない?一般企業は自粛もしくは小規模になっているでしょうから。
そんなお得意様に、二年前のサービスを提供していたら、来年は絶対に使ってもらえないもんね。
昨日の歓送迎会に出席したときに一番に思った感想でした。