始動

昨日、初めての授業がありました。
いよいよ平成21年度の授業が始動しました。


去年、受け持った三年生は、稀に見る穏やかな生徒たちだったため、それに続く下級生が、イマヒトツ輝けなかった・・・・というか、問題を起こす生徒が目立ったというか・・・・ありていに言えば受け持ちたくないかも・・・という学年でしたから、心配して行ったのですが。


取り合えず初日の授業では、そんな心配は杞憂でした。


唯一つ気になるのは、学級委員をやっている女子生徒が、見た目にも言動にも、情緒不安定のオーラを振りまいていたことかなぁ。


私が非常勤稼業を初めて今年で六年です。こんなに短い経験とはいえ、今までの経験を振り返ってみると、学級委員の選ばれ方で、けっこうそのクラスのカラーが決まるような気がします。
去年の三年生の場合、成績に関しては、中位〜上位の生徒がやっていたし、なにより、クラスをまとめるパワーがありました。彼らが二年生だったときでも、やはり真剣に、クラスをどうやって一つにまとめていこうかという悩みを抱えているような生徒が学級委員でした。(作文に心情が吐露してあった。こんなに悩んでいるんだ・・・)


以前、別の中学(当時、○□市の底辺校といわれていた。現在は落ち着いたいい学校になったという評価です)では、学級崩壊一歩手前のようなクラスで国語を担当していました。
そのクラスの級長・副級長ともに名代の不良さんで、そのうち一人はすぐに不登校となり、ひとりは威張り散らしていたものの、そのうちに孤立してしまいました。
「本当にこの人たちで大丈夫なんですか」
と、授業の初日に、担任に聞いてしまったのを覚えています。


いろいろクラスの事情もあるのでしょうけれど、やはり上に立つリーダーには、正しい人選が必要だと思うのですが。