おじさん講師

中学校で非常勤講師をやっている人は、私のような「おばさん講師」が主流です。
非常勤ですから、実際に働く時間は、せいぜい週に15時間程度です。まれに20数時間という人もいますが、基本的にはマックスでも一日に四時間程度ではないいでしょうか?
この形態は働くものにとっても、雇用する側にとっても都合がいいのだと思います。



一昨年までの私のように、小学生がいて子育てをしている場合は、子供が学校へ行っている間に働けて、子供が帰宅するまでには家に戻れるというのですから、好都合です。



さて、今年から職員室の私の机の正面に座っているのが、大変珍しい「おじさん講師」です。
深い事情は知りませんが、この間までは、正規の教員をしておられたというおじさんです。
この「おじさん講師」、こてこてのオヤジギャグを連発するという、典型的な「オヤジ」で、本当に毎日お話していても飽きません。



私の個人的な見解ですが、「オヤジギャグ」連発するタイプの人って、教員をやっている人には少ないように思います。
まだ若かりし頃、私にもOLと呼ばれていた時代がありました。
製造業の企業でしたが、四十歳超えたら三人に一人はオヤジギャグを言っていたくらいの率で、オヤジギャグを言うおじさんに遭遇しました。
「な〜んか寒い」から「極寒」レベルまで、いろいろなギャグが蔓延していました。
寒い寒いとは言いながら、私は、そこでオヤジギャグを鍛えられました。
非常勤になって六年になりますが、ギャグ・駄洒落大連発という先生は、今までにお一人しか出会ったことがありません。




オヤジギャグ連発の「おじさん講師」、さすがに教師歴が長いだけのことはあって、教室で使えるオヤジギャグのネタを沢山お持ちです。

先生の話を全然聞かない生徒のことを「危険人物」という。その心は「(人の話が)聞けん人物」・・・・という系のギャグです。



面白いギャグ駄洒落を聞いてきたら、また紹介させていただきます。