気合を入れて・・・

今日から二日間、三年生は学年末テストが行われます。

初日の今日は主要五教科。
つまり今日から、私にとっての地獄の採点〜成績をつけるという試練の日々が始まるわけ。
三年生の成績をつけるのは、本当に忍びないです。

やっぱり内申点に「1」っていうのは、つけにくいですよ。つけているけど・・・・・
とはいえ、作文が出ていないとか、テストの点数が一桁とか、授業中に指摘されるまで教科書すら出ていないとかいう生徒は、やはり「1」をつけざるを得ないのよね。



それと、ボーダーの生徒というのは本当に困ります。
いっそうのこと、「テストの点数だけ」で評価したほうが、教師も生徒も父兄も納得するはずだと、私は常々思っています。
例えば、テストの点数や作文の点数が内申点3と4のボーダーの生徒がいたとして、その生徒の授業中の態度やノートのとり方や漢字の練習帳をすごく一生懸命にやっていたとします。
そういう生徒には、教師の気持ちとしては「よくがんばっているね」の分を加算して「4」にしてやりたい。
もちろん、実際には態度や練習帳も点数に換算して「関心・意欲・態度」という項目で評価しています。
でも、本当にその「関心・意欲・態度」が本人の国語の実力に関係しているかといったら、恐らく関係していないんじゃないかなぁ?


ノートの取りかたがショボかったり、漢字の練習帳に手が痛くなるほど書かなくても、実力試験をしたら満点とってくる生徒のほうが、本人の国語の実力は上だよねぇ?

特に国語や英語の場合、「関心・意欲・態度」の点のとり方を見ていると、ただひたすらにノートを漢字で埋め尽くしていることを評価しているじゃない?漢字や単語を狂ったように書き写すのは、そんなに大切なこと、なんですかねぇ?


真の「関心・意欲・態度」というのは、ノートの取りかたというより、どんだけ授業で先生が投げかけた質問や問題を自分の頭で考えたか、だよね。決して、板書された文をすごく美しくノートに写すことじゃないと思うんだわ。


ここんとこ、どう思います?私は悩んでいます。