映画オーシャン見てきました

日曜日に、映画オーシャンを見てきました。


自然の迫力と美しさと悲しさと非情さと親子の情愛と・・・・いろいろな感情が、それこそ海のように混じったいい映画です。


あの映画を見た後は、
「洗剤を使うのは最小限にしよう」
と決意を新たにしました。


そうなんだよね。
地上で使った全てのものは、やがては海へと向かって流れていってしまうのです。
ゴミや汚物や排水も一緒に流れていきます。
それでも、海はすごくキャパがあって、たいがいのものは静かに受け入れてしまいます。
そこが怖いところでもあるんだけどね。



私は、スクーバダイビングをしたことがないので、実際に海中を見たことはありませんが、映画を見ていると自分も一緒にゆつたりと水の中にたゆたっているような不思議な感覚に陥りました。
海の中では、空中を飛翔しているような気持ちになれそうです。
海底の山やがけの上を軽がると飛び越えて泳いでいくのですから。


後半に、幾つかの残酷でショッキングな映像が流れますが、敢えてこういうシーンも子どもたちに見てほしいと思ったなぁ。
百聞は一見に如かずです。
小学校で、「ゴミを捨てないようにしよう」というスローガンを叫んでも、子供に実感はないよね。
それより、あんたが捨てたゴミはいずれ海に流れついて、こんな風になっていくんだよ、といってこの映画を見たほうが教育にもなる気がする。
ヒレのスープの材料は生きたサメのヒレであって、ヒレを切れ撮られたサメが無残に海底で血を流して死んでいく様とか見たら、
「どんなに安くなっていてもフカひれのスープは頼みたくないな」
という気持ちになるかもしれません。
実際に食べるかどうかは本人次第なので、どうこう言うつもりはありませんが、少なくとも今まではこの状況を見たことがなかったから、なんとも思わなかった。でもその事実を知れば、感じ方は変わる筈。少なくとも、食べ残しを出すことはしないとかね。



最後の方で北極のセイウチの親子が登場します。
すごい映像です。二人の姿(二匹とは呼べない)を目にすると、ホント、暖かい気持ちになります。


良かったら、映画館の大スクリーンで二人に会ってきてください。