入学式シーズン

昨日〜今日と、この地区の公立の小中学校では入学式が行われているようです。
中学入学式ではあまり見かけませんが、小学校では、父親と母親の二親が式に参加するという傾向が続いているようです。
確かに、初めての子供が小学校に入学するというのは感慨深いものです。
ついこの間生まれたばかりのわが子が、一丁前にスーツなんか着て、しかもそのスーツは紳士服の「アオキ」とかで売られている1万円スーツの何倍もするような価格だったりするわけで、それを誂えて着せた日にはいやが上にもテンションか上がります、もちろん親の。




私の実家の前の道は、小学校の通学路になっていて、退職して時間のある父は、毎朝ボランティアの交通爺さんとして、その三叉路で登校を見守っています。
昨日その路に立っていた父が、入学式に参列する若い父親が多いのに驚いていました。
父の世代は、奥さんの出産の時ですら会社を休めなかったという仕事一筋の世代です。
だから、子供の入学式に若い父親がこんなにも仕事を休んでいることに驚いて、隔世の感を覚えたらしいのです。
しかも、その若い父親というのが、父の感覚からすると、かなり弾けた外見だったことに、更なる驚きを覚えたようです。


実は、中学の卒業式にもちらほらと男性の姿が見られました。
中学の場合、夫婦同伴という家族と、あとは父親だけという家族と両方いたように思いました。
卒業式に一緒に参加していたALTのアメリカ人の男の子が、
「随分と派手なヘアスタイルの父親が多いね」
と、かなり引き気味に言っていました。
女性にも時々尖がり気味の人はいますが、なんと言っても母親の数の方が圧倒的に多いわけで、ちょっと埋もれ気味。中学校の卒業式で人目を引きたかったら、やっぱり和服ですよ。ご参考までに・・・・

パンクヘアとまでは言いませんが、ワックスでトキトキに固めているという風なヘアスタイルで、こんなに弾けたお父さんだったら、家の中はすごく自由か、もしくはすごく荒廃しているだろうなぁと勝手に想像してしまいました。



人は見かけが9割のブログでも書きましたが、ひょっとしたら外見はトキトキワックス毛先金髪のお父さんでも、中身はめちゃくちゃ保守的で穏やかで家庭的かも知れませんが、第一印象は「モトヤン」(学生時代は暴走族か?)かなぁ。