もちつき

Nanchatteacher2010-04-12

なかなか仕事先の学校で授業が始まらないので、一日中、家事を楽しんでいます。
家事は、きりが無いから充足感が味わえないという不満を耳にしますが、きりがないから楽しい、というところもありますよね。
好きなことは好きなだけできるし、嫌なことは超最低限(経済力のある方は、お金で解決することもできますし)で済ますこともできますから。


ところでお餅は好きですか?


私はお正月だけではなくて、食べたくなるとお餅をつきます。
「餅つき機」は、お薦め家電の一つです。
なんといっても、準備も、餅つき自体も、後片付けも簡単で、しかも安心して食べられます。
若い頃は、食品がカビるという当たり前の自然の摂理を疎ましく思っていました。
冷蔵庫の中で、アオカビに包まれた食品Xを発見した日には、罪悪感と、気持ち悪さと、それを始末しなければならない手間を考えると、ドヨヨーンとした気持ちになりませんか?
でも、こうして曲がりなりにも主婦として家事を切り盛りしていると、いつまで経ってもカビない食品に対して、本能が警告を発するようになってきました。
主婦の勘というやつです。



お餅は、自分の家でついたのは、冷蔵庫で保存していても、一週間か十日でぽつぽつとカビが出現し始めてきます。市販の餅のなかには、一年経っても何の変化も無いのだってありすまよね。真空パックなど、特別な処理がしてあるんでしょうが、主婦の本能が警告を発しています。・・・イチネンカンモ カビナイ オモチトハ?



私はたいてい7合分のもち米を使います。
オモチは、つきたてはフニャフニャしていますから、包丁では切れません。ついたその日に食べたい人は、手でちぎって丸めて食べてください。
我が家は、伸したお餅を一日放っておいて、翌日、包丁で切り分けます。
そして、四つを一組にしてサランラップで包み、冷凍庫で保存します。
「しまった、ご飯もパンも無いわ」
という時のお助け食材になります。


餅つき機は、他の家電のように毎日稼動というわけには行きませんが、お餅が好きという家庭なら、買っても損はしない家電の一つかも。