香り

Nanchatteacher2010-04-13

写真のフリージアは、うちの庭で咲いているものです。
今、うちの庭は、フリージアの香りでいっぱい。すごく幸せな気持ちになります。


前にも紹介しましたが、フリージアスイセンは球根が弱らないので、毎年花を咲かせてくれます。
それどころか、年々球根を増やしていってくれます。



待ち遠しいのは、モッコウバラ
四年がかりで家の南面の壁に這わせることに成功しました。
これに全部クリーム色の花が付くかと思うと、浮き浮きしてきます。
満開時の写真が載せられるといいです。



香りとしては、沈丁花の方が好みですが、残念ながら、我が家の沈丁花はほとんど寿命を迎えたらしく、絶滅に瀕しています。
インターネットで調べたところ、沈丁花は寿命の短い花だとか。成長が早い分、寿命が短いのかもしれません。
それに、あの香りですもの。
全身全霊で香っているという感じ。
家の玄関先に一枝沈丁花をいけているだけで、我が家のように小さな家だったら、二階の廊下まで香りが充満します。



香りといえば、人生で一番といつてもいいくらい感動した香りが、梅林でかいだ梅の香りです。
満開の梅の花の香りが、人を酔わすほどの濃い密度で充満していました。
まだ幼い頃の記憶なので、今、同じ場所に立ったら、どのように感じるかはわかりませんが、芳香にむせ返るという体験をしたのは梅の花の香りでした。
嗅覚というのは、視覚や触覚や味覚や聴覚よりも、より本能に近い感覚だそうですね。
皆さんもそうだと思いますが、嗅覚の記憶って、意外と残っていませんか?
それをかいだときの場面がふっとよみがえってくるような、そういう記憶の残り方。



フリージアのさかりは半月ほどでしょうか。
せいぜい楽しみたいです。