リトルチャロ

一昨年、NHK教育が作った英語学習番組が「リトルチャロの冒険」でした。
余程視聴者の反応が良かったのが、翌年も再放送をしていたようです。
リトルチャロの冒険は、捨て犬だったチャロが、母親を亡くした少年翔太に拾われます。やがて二人は親友になるんだけど、ニューヨークの空港でチャロは飛行機に乗るはずのバスケットから出ててしまい、迷子になってしまいます。
ニューヨークの犬仲間に励まされて、なんとかニューヨークで生きていく術を学び、やがて、日本に帰るというチャロをみんなで手助けするという筋立て。



ものすごく素朴な理由・・・どうやって犬が海を渡るんだ?どうやってこの話にオトシマエをつけるつもりだ?・・・・という好奇心から、結局一年間見続けてしまった番組です。
種を明かせば、チャロの夢の中にフォーチュンテラー(予言者)が現れてきたり、なぜか犬の気持ちを理解できる日本人の女の子が登場したりと、掟破りで破天荒で強引な手法でハッピーエンドになります。
今、初めてチャロのことを知った方は、
「なぁんだ。そんなことかい」
と思ったでしょ?
私も、確かにがっかりはしましたよ。
でも、チャロにはものすごく不思議な魅力があって、次はどういう展開になるのかな?とついつい見てしまいのです。



そしていよいよ今年はチャロ第二弾「間の国」(アイノクニ)での冒険がスタートしました。
チャロの命の恩人の翔太は、大怪我をして生死の境をさまよっています。
チャロは何としてでも翔太を死の淵から救い出そうと、自らも煉獄のような間の国(アイノクニ)へと飛び込んでいきます。


この番組がスタートして今週で第五話。
この時点で主な登場人物が五人。彼らはチャロの敵になるのか味方になるのか・・・・
「ナンセンスだよね〜」
とか言いながら、チャロを見るときは家族四人全員、食い入るようにテレビを見ています。