今度の勤め先の中学では、今のところ、欠かさず美しい切花が欠かさずに職員室前の廊下に並べられています。
朝、職員室入ると、用務員さんが大きなバケツにいっぱい入った、花屋さんかと見紛う程の花の水切りをしています。
四月のはじめは、「入学式やPTA総会が続くから、演台の上に飾る花も大量に必要だったんだろうなぁ。」と思っていました。
ここにある大量の花は、その時に使用したものなんだろう、くらいに思っていました。



だけど、一通りPTA関係の集会も終わった今、毎週毎週大量の花があるのは何故なんだろう?



で、この間、用務員さんに聞いてみました。
(オバサンは、不思議に思ったことは、何でも聞いてみないと気がすまないのです。それがたとえ自分に全然関係の無いことであってもです)
答えは、自宅の畑で花を栽培している方が、毎週花を届けてくれているのだとか。
どうやら以前この中学で校長をしていて退職した方の畑で栽培したものらしいです。



先日届いていた花は、花菖蒲のような立派なアイリス、ピンクの大輪の芍薬、白いストック、他にも色とりどりの花々。
花屋さんで買ったら、一万円くらいはかかりそうな立派なものでした。



私は、毎朝職員室に入るのが楽しみです。
(今日はどんな花が届いているかなぁ?)
職員室前の廊下には、大小10個くらいの花瓶が置かれていて、花の香りがほのかに漂います。

もちろん、花を飾るのは毎日の水替えや、花の入れ替えやなど、手間のかかることばかり。
うっかりすると、自分の家に飾ってあるたった一つの花瓶の水の世話さえ滞ることもあります。
花をめでるのは簡単ですが、世話は面倒。
それを毎日やってくれている人にも感謝。
花を差し入れてくださっている方にも感謝。