鬼門

今日は、A先生の出張により、授業コマ時間のの入れ替えがありました。
「先生、今日は、どちらへ出張ですか?」
と聞きますと、A先生はちょっと困ったような表情で
「いやあ、実は、息子が在籍する小学校へ行くんです」
「ひゃっ」
「でしょう?上の息子は今年中学へ上がったら、ここの小学校は一人だけになったから、まだよいですよ」
「先生のお宅のように出来のよい息子さんならいいでしょうが、うちの息子(AB両方とも)は変わった息子たちだから、私なら行きにくいなぁ」
「いやぁ、うちのはボーっとしています」(と、謙遜したあとで、更にこう続けました)
「うちのも教員をしているんですよ」
なんと!奥さんも小学校の先生をしておられるとか。
「ひぇっ」


私も自分がこの世界に身を置いて初めて気がついたのですが、学校の先生どうしで結婚されているカップルは意外に多いんです。
わが子や配偶子と同じ市内で公立小中学校の教諭をしておられる先生方もたくさんおられます。
思わず我が身に置き換えて、いわでものことを言ってしまいました。
「先生、随分鬼門が多いですねぇ・・・」