校内暴力の増加?

テレビニュースで、去年一年間の校内での暴力や器物破損の件数が過去最多になったというのを聞きました。
文部科学省の課長さんも言っていました。これは学校の中でどうこうできる問題じゃないと。私もそう思います。
彼は、
「家庭や地域が子供の成長を見守っていく必要がある。」
なんてとぼけた発言をしていました。
そんなん、当たり前じゃん!


文部科学省のお役人さんには、もう少し具体性のある提言をしてほしいよね。


私の現在の勤め先は、比較的『すごく貧しい』という家庭が少ないのだと思います。以前、勤めたことのある中学は、生徒の外見から「ここの家庭は、すごく生活が苦しい」というのが見える人たちがクラスに一割程度はおりました。
制服がすごく汚かったり、風呂にはいつ入ったか?と聞きたくなるような生徒がいましたから。これは、今、注目を浴びている育児放棄の家庭なんじゃないのかな?


学校や地域で見守るだけじゃなくて、やっぱり生活の苦しい家庭には、せめて生徒が学校で「すごく貧しい」というのが外見上は見えないくらいの生活レベルに上げていくことから始まるような気がするのです。
見守るだけで、なにか変わりますか?
やっぱり先立つものが要ると思うのです。


全部が全部とは言いませんが、そういう生徒は、行動が凶暴で、器物を破損する人が多かったです。
文部科学省で政策を決定する立場にある人には、是非、公立の底辺校といわれるところで数年間の教育実習(インターン)の義務があるというふうにしてほしいです。
生徒は、東大出の先生に授業を教えてもらえるという経験も出来て、双方にいいこと尽くめだと思うのですが。