ここまでやるか?

京都大学の入試問題がネット上に流出したというニュース。
ここまでやるか?というのが正直な感想です。


30年前、自分が受験をしていたころは、「裏口入学」というのが社会問題になっておりました。
まあ、主に医学部でしたっけ。
今でも十分私立医学部は学費も高いですが、一昔前の噂では、正規の入学金に、入試の点数に応じて莫大な「寄付」をすれば、入れるらしい・・・というものでした。
数千万円〜というのがまことしやかに流れていました。
本当かどうかは知りませんが、当時はかなり、その手の噂が流れていて、その証拠に、医師免許試験合格率が30数パーセントという大学がいくつもあったとニュースで聞いた覚えがあります。
今は、どうなんでしょうか。
あまり聞きませんが。


さて、今回のカンニング事件。
英語の和文英訳に寄せられた模範解答。あれは、ちょっと笑ってしまいました。あれをそのまま書いたとしたら、ある意味、相当なツワモノでしょうね。少なくとも、受かりたい一心でカンニングするというのじゃないかも。
息子Aは、一報を聞いたときに「愉快犯だ」と断定しましたが、私もあのしょぼすぎる英訳を見たときに、解答を書いたほうも、解答を求めた方も「愉快犯かも」と思うようになりました。



いずれにしても、大学にも世間にも受験生にも、甚大な迷惑を与えていることには間違いないですよね。
イマドキの若い人って、「軽い出来心でした〜」といえば、大した罰が与えられないと、世の中を甘く見る節があるんじゃないか、と感じます。
犯人には、今後10(5年間でもいいですが・・・)年間は受験資格が与えられないくらいの罰があってもいいと思います。