提出率100パーセント

ゴールデンウイーク中に、私の勤める高校では、各学年とも、そりゃ山ほどの宿題が出されておりました。
わが国語部も読解問題集(三年生)と漢字検定問題集(一年生)の宿題がありました。
国語・英語・数学が各教科ともに宿題を出すわけですから、けっこうな量になります。


ゴールデンウイーク明けの月曜日は、それらの宿題のチェックという大仕事が待っております。
自分で問題を解いただけで、答え合わせをせずに出している生徒とか、途中のページが抜けていないかなどをザットチェックします。
一クラスにつき、だいたい2人のわりあいで、再提出させられるものがあります。


私の驚きは、提出率です。
上の学年になるにしたがって、提出率がよくなります。
例えば一年生はクラスに5人提出を忘れた生徒がいたとします。すると翌日には4人が出してきます。明らかに、宿題をやっていなかったわけではなくて、たまたま月曜日に出し忘れた、という状況です。
三年生は100パーセントの提出率!
クラスの一人も忘れずに宿題を提出してくれているのです。


これって、すごいことだと思いませんか?
(中学ではありえないことです)
すごく嬉しくなっちゃって、私は160冊の課題問題集を、全くといっていいほどストレスを感じずにチェックしてきました。
ただ、精神的にはストレスを感じておりませんでしたが、右肩にはそうとうなストレスだったようで、筋肉がぱんぱんに張っております。