ヨーグルト

妹が、長年『カスピ海ヨーグルト』なるものを家で培養していて、さかんに勧めてくれますので一ヶ月ほど前から、我が家でもタネを分けてもらって作っています。
作り方は、とっても簡単。


熱湯消毒した器に、カスピ海ヨーグルトのタネをいれ、その中に牛乳を注いで混ぜ、ぴっちりとはしまらない程度の蓋をして8時間程度で、出来上がり。
キモは、雑菌がつかないように、熱等消毒した器やサジや蓋を使うということだけ。


私は、以前、知り合いから『カスピ海ヨーグルト』なる謎のたらり〜んとした液体状の物を飲まされたことがありました。
しかもそれは常温の生ぬるい状態だったこともあって、「ただの薄気味悪いヌメヌメした白いモノ」でしかありませんでした。
そのときの気持ち悪さのインパクトが半端でなかったため、カスピ海ヨーグルトとは、そういうものだという刷り込みがあって、敬遠していたのでした。


妹によると、特に冬場などで菌の発酵に必要な温度が足りないときや、雑菌が混じってヨーグルトの菌が弱まると、たらり〜んの状態になるとのことでした。
いやいや、じつに気持ちのわるいものでしたよ・・・・


五月の気候は、ヨーグルト作りにはもってこいだったようで、ジャンジャン作れます。
たいていは夜、台所の片づけをして、食器洗い機が洗い終えて乾燥を済ませたばかりの、あつあつの器を取り出してヨーグルトを作っています。煮沸消毒する手間が省けますからね。
翌日の朝には、しっかり固まったヨーグルトが出来ています。
私は、ヨーグルトの器(500ccくらい)を三つ作って、一つは朝食用に、一つはオヤツ用に、一つはきれいなままとっておいてタネ用に、という具合に使っています。


驚くほど便通がよくなりました。
前からヨーグルトはほぼ毎日食べていましたが、食べる量が倍以上になったのがよかったのだと思います。恐らく一日に150ccくらいは食べていると思います。


しばしばテレビCМでヨーグルトには整腸作用があるといっていますが、70ccや80ccでは量的に足りないのでは?
もしもヨーグルトを食べているのに、便秘が解消されないワ、と言う方がいらしたら、食べる量を増やしてみるといいかもしれません。
私は、てきめんに効果が現れました。