安野モヨコさん

図書館で、見つけてきました。
美人画報』という題名です。


その名の通り、イマヒトツ・・・・な外見の漫画家が、巷に溢れるさまざまな美容法・ダイエット・健康法に体当たりで挑戦して美人になるべく涙ぐましい努力をしています。その体験談をファッション雑誌(月誌)にマンガつきで掲載(画報)したものをまとめて本にしたものです。


絵は、中尊寺ゆっこさんの系統。
文章は蓮っ葉で、少々聞きづらいところもあります(「〜してえ。」とか「〜食いてえ。」みたない・・・・)が、恥ずかしい体験談も赤裸々につづっている辺りは、プロ根性が垣間見られます。


目がでっかくて、ダイナマイトボディーのマンガには、『美』への妄想が限りなく反映されていて、ほほえましい。
どうやら大人気の連載だったらしく、全三巻のシリーズとして刊行されています。
第一巻に出ていた作者(安野モヨコ氏)さんの写真は、ちょっとピンボケでうつろ気味の表情でヌボーっと映っていたのですが、第二巻に出ていたカラーの全身写真を見る限りでは、すらりとした美人に大変身していたため、さまざまな美容法が功を奏したことが証明されたんだなぁ、とヒトゴトながら安心しました。


かわいくて、きらきらしていて、あまり実際の生活には役に立たない細々としたものが好き、という女子なら、きっと楽しく読める内容です。
ちなみに、私はキラキラしたものが大好きです。