ちょっとしたショック

中間テストの採点。順調に進んでいます。
で、ちょっとしたショックに打ちのめされています。
漢文です。

高校一年生の漢文と現代国語のコンピを担当しています。
だから、テストも漢文と現代国語になります。大体半々の配点。


漢文は前にも書きましたが、今回のテスト範囲が『矛盾』と『漁夫の利』全部あわせても10文かそこらの単元です。
今回は、主に、否定文を学習しました。
無+名詞で、〜が無い・・・とくに有る無しを表現する。
非+名詞で、〜でない・・・文章を否定する。(平家に非ずんばひとにあらずみたいな)
不は、用言を否定するときに用いる。
と、まあ要するにこれだけの内容がメインの内容です。そこに、不能とか二重否定とか、多少のバリエーションはあるものの、要するにそれだけ。
しかも、漢文の問題は私が作成することもあって、ここをテスト問題にしようと考えたところは、三回くらいノートに書かせてマーカーで囲ませたんだけどね・・・
敗因は、漢文を先にやって、後半で現代文をやったため、せっかくの漢文の記憶が完全に消え去ったか、もしくは極限まで薄れてしまったためなのか?


夏休みの補習を担当した先生から、
「一年生から、『再読文字ってなんですか』という質問をうけて、ビックリした」
という衝撃の話を思い出しました。
これほどまでに定着が悪いのは、教え方に問題があるのか、それとも・・・・?


唯一の救いは、それぞれのクラスに数人は、85点以上の得点をとってくれている生徒がいること。
もしも全員が撃沈だったら、「私って、授業中に何しゃべっていたんだろうか?」と不安になるところでした。