三学期始動

先週の金曜日に一足早く三学期が始動しました。
始業式の日に、冬休みの宿題を提出してくれたものが、六つの山となって職員室の机を埋め尽くしていました。一年生の分です。
たまたま三年生も担当していて、この時期の宿題は出されていなかったため、三年生の分の提出がなかったことが唯一の救いです。
三年生の分も出ていたら、十二山の提出物が出ていたわけで・・・・・


中身のチェックと、提出状況のチェックを済ませ、一山、また一山と山を制覇して、机の上のすべての山が消えたときのうれしさといったら!
ちなみに、正規の教員は、この宿題チェック+課題テストの採点が待ているのですっっ。
こわっ。


課題テストの監督で、一年生の数学テストのクラスを見ました。
三角関数とか二次方程式のグラフの問題が見えました。
私は、高校数学が天敵だったから、彼らの気持ちは痛いほどよく判ります。
「はぁ?どーゆー意味?」
「どっからとっかかったらえーんかいな?」
40人のうち35人は無言の内に「わからん」オーラを放出しまくりでした。


で、50分後に解答用紙を回収した私は、数学の先生の採点が、どうしていつも早いのかの理由を理解しました。
丸つけが早い理由は、数字だから早いんじゃなかった。
解答欄が空白だから早いんです。
半分以上の空白欄を残す生徒が大半。
そりゃ、悩むも悩まないもない。


一方、国語は、一応、どんな生徒でも何か書いてくる。
書いてある以上は、読む必要がある。
よって採点に信じられないほど時間がかかる・・・・・という仕組みだったんだなぁ。


あ゛ー、国語もセンター試験のように、マークシートで答えられるような問題にすればいいのにねえ。少なくとも、二次試験に国語が必要でない理系の人には、それで十分だと思うんですが・・・・