テスト作りました。

2月22日からいよいよ最後のテストが始まります。
この一年、計五回の定期テストの漢文問題(50点分)と、冬休みの課題テストの現代文の問題を作ってみて、すこしは作り方のコツをつかんだ気がします。
何事も挑戦ですね。


ただ、漢文の問題作りに関しては、原文に「切り貼り」や「手書き」で作るのが面倒くさい。
国語科の先生方が口を揃えておっしゃるのは、「漢文用ソフト」は、あるのはあるのだが、とても使いづらいのだ、とのことです。
漢文の訓読文って、文字の右側に送り仮名がカタカナで書かれているし、左側には返り点が付いているじゃない?
それらの小さい文字や記号を一文字でも消したりすると、全体にずれてくるらしいの。
そのズレが簡単に直せないから、手書きの方がよほど早い・・・みたい。
誰か、頭の良い人が、「漢文用ソフト」を開発してくれないかなあ。
少なくとも、高校の国語の先生方は買うと思いますよ。


今回は、テスト前に少しだけ時間が出来たので、復習の時間が設けられそう。
今日は、ほんの10分くらいの復習をしましたが、どうやら少しずつ記憶が戻ってきたみたいで、「あっ、なんだか聴いたことがある気がする」程度には耳に残っていたようでした。
私からすれば、上出来の部類です。
なんといっても、夏休みの補習で、一学期の期末テストの範囲だった再読文字にも関わらず、
「先生、再読文字ってなんですか?」
と担当の先生に質問した生徒たちですから。


とはいえ、古文も漢文も同時進行で進んでいく中、古典文法を学んできたお蔭で、漢文の方も、とても説明しやすくなりました。
・・・・で、思ったんだけど、一年生のときは、主に古文を進めて、文法を大体網羅した時点から漢文を始めたほうが、学習効率が良いんじゃないかのかなあ。
未熟を「いまだじゅくせず」と読むのが正解で、「いまだじゅくさず」は正しくないことの説明をするのに、15分もかかりました。
古典文法を学ぶ前に出てきたので、否定の助動詞「ず」は未然形に接続するよね・・・といったら、ぽか〜んでした。
しかも、現代文法だと、熟すの未然形は「熟さ-ない」ですから、それに引っ張られてしまうみたい。


でもこれだけは確かです。まがりなりにも一年生のみんなも進歩してます。