公立高校入試の日

今朝、雨戸を開けてびっくりしました。
3月中旬というのに、雪が降っていたから。


今日は、愛知県の公立高校入試の日なので、当該の父兄・生徒・中学教員・高校教員ともに、今朝の朝の風景にぎょっとしたことでしょう。
交通機関に影響がでるほどでは無さそうなので、ちょっとほっとしました。
ちなみに、今日が筆記試験で明日は面接試験。


勤め先の高校の国語の先生の机の引き出しには、大きな虫眼鏡が常備されています。
私のような年代にとっては、天眼鏡は辞書を読むときの必需品。
しかし、若い先生にこんなものは「まだはやい」でしょ?
「これは、一体何のために・・・・?」


実は、入試の採点時には、この天眼鏡が必需品なんだそうです。
漢字の画数・はね・とめなどの細かい部位をチェックするときに使うんだとか。
知ってました?答案用紙って、けっこう細かく見られているんですよ。


そういえば、私も三学期の学年末テストで、羅生門の作者名を漢字で書かせたんだけど、芥川龍之介の「龍」の字を見るのに、天眼鏡を使いました。
右側のタツノオトシゴりむなびれみたいな部分が、二本しかない生徒が数人いました。


公立高校の入試問題は、数学以外は比較的易しいので、落ち着いて試験に臨んでほしいです。
数学の難しさに対して、国語が簡単すぎるないか?と感じるのは、私だけではないと思いますが。