明日は終業式

金曜日に最終の授業が終わって、非常勤講師の一年は終了しました。
ところで、明日は終業式。
そういえば、中学で非常勤講師をしていたときは、結構この「終業式の晩」というのが嫌なものでした。
私は運よく、中学の非常勤時代に、成績の件で生徒や父兄からイチャモンを受けたことはありませんが、世の中、成績に不満な親御さんって随分いるようですね。
私が直接、知っているだけでも4人〜5人くらいの先生から、「生徒の親から、成績についての不満があるといわれたことがある」と聴いたことがありす。


一方、高校の成績は、ご存知の通り、テストの点数が直接反映されていますから、成績の面では、まったく心配はしていません。
点数の入力ミス以外のイチャモンはつけようがないもんね。
心配しているのは、欠席日数のことです。
欠席した日・遅刻してきた日・保健室で休んだ日など、個人的な理由の欠席以外にも、忌引きだのインフルエンザだの試合だの入試だの面接試験の日・・・・だの、公欠扱いに会になるいろいろ欠席理由があるじゃない?
そういうのの記載ミスが心配です。



初心者の私が一番神経を使ったのは、やっぱり「遅刻」の生徒かなあ。
50分の授業のうち、25分までに教室に入ってきた生徒は、遅刻として、出席扱いになりますが、26分以上遅刻した場合は、欠席になるからです。
それがまた、よりによって教室の時計で、微妙に26分くらいのところで入ってくるわけ。
だから、私としては、わざわざ声に出して、
「はい、26分以上の遅刻だよね〜」
とか言っちゃって、本人のみならず、クラスの全員にも聴いてもらって出席簿につけたりするわけで・・・・気ぃ使ってました。



しかも、国語の場合、現代国語・漢文で2単元、古文で2単元と、二人の教師で受け持つのに、出欠関係の伝票は「国語科」としてまとめて計上されるわけです。
実力テストの時間数は、どちらがカウントしたかとか、夏休み中にあった実力テストの日は、野球部がごっそりと試合で休んでいたのを知らなかったとか・・・・


中学の時は、出席日数なんて関係なかったから、休もうが来ようが気にせずでしたが、高校ですごくシビアに記録をとることには慣れるまで時間が掛かりました。
明日の晩、欠席日数の件で問題がなければ、いよいよ心置きなく春休みが楽しめそうです。