新外国人講師来る

昨日学校で授業の準備をしていると、教頭先生が、
「明日、新しい外国人講師がやってきますよ」
と教えてくれました。


去年の講師は、アメリカ中西部からきた、典型的な陽気なアメリカ人ってかんじの男の人でした。
今年は?


「教頭先生、講師さんの写真をご覧になりましたか」
と聞くと、ただ判っているのはオーストラリア人の男性だということだけでした。
「もし、気になるなら、明日来ますよ」
とのことでしたから、「気になります」と(正直に)答えて、今日も学校へ行ってきました。
トム・クルーズ来いっ」
キアヌ・リーブス来いっ」
と、念じながら。



午後二時過ぎに、彼はやってきました。
一瞬職員室がザワザワっとしたので、それと判りました。
教頭先生、英語科の先生方、事務の人、人材派遣会社の人が一塊になってなにやら話ています。
私はもちろん首を伸ばして、トムを探しましたが、生憎とトムが見えません。
「あれ?普通外国人って、髪の色や皮膚の色で、遠目からでもそれと判別が付くのに・・・・」
と、更に首を伸ばしてみておりました。
でも、トムが見えません。


一通り打ち合わせが済んだのでしょう。
英語科の先生方が散っていって、最終的にその場に残っていたのは・・・・
東洋系のオーストラリア人でした。
どうりで見分けがつかなかったわけです。
教頭先生は、律儀にも私のような非常勤の分際の机の前まで彼を連れて来て、紹介までしてくれました。
「国語を教えています。日本語は得意なので、何でも聞いてください。英語の上達の手助けをお願いします」
と挨拶しました。
「私に漢字を教えてください」
と、挨拶が返ってきました。

トム君でもキアヌ君でもありませんでしたが、今年一年間、仲良くしていきたいです。