金環日食

今朝は、息子Bを駅に送ったついでに、高校へ出勤しました。
六時三十五分に家を出て七時前に着きました。

さて、今日は太平洋側に住む日本人の誰もが望んだ金環日食が見られる日。
名古屋では930余年ぷりなんだとか。
理科の先生が、太陽を見るためのシートやら、壁に太陽の映像を映す装置などを準備してくれてました。
私は、日食ブームに完全に出遅れて、観察シートを買いそびれてしまいましたから、理科の先生が準備視してくれたシートはありがたかった。


ところが、空にはかなり厚めの雲が、空全体を覆っているではありませんか。
一箇所、東北の方向に雲の切れ目があったものの、太陽があるらしい高度30度は、一段と厚い雲の一群がありました。
次第に生徒・職員が集まってきて、みんな心配そうに東の空を見上げています。
「金環まであと二分」
「あと一分・・・・」
「いよいよ金環になりました。」
ちょっとした悲鳴が上がっておりました。
その後、10分程度は、名残惜しそうに空を見上げておりましたが、雲が動く様子はありません。


せっかくだから、みんなで集合写真を撮ろう、ということになって、記念撮影をして三々五々教室に戻っていきました。
「残念だったねえ」
「えー、名古屋じゃあきれいに見られたらしいよ」
「なんだ〜、もう少し家を出るのを遅らせればよかった」
など、さまざまな感想が出ておりました。


と、8時10分前くらいになって俄かに職員室に慌ただしい動きが・・・・
金環ではありませんが、日食が終わるまでの数十分をかろうじて見ることができて、ほっとしましまた。


25年後には北海道で見られるらしいです。