朝鮮王朝の歴史と人物

韓流ドラマにはまって、早、3年はたちますか・・・
一般的なハヤリモンの流れからは随分遅れてしまいましたが、その遅れを取り戻すべく、けっこうどっぷりと浸かった3年間です。

時代劇は、面白いには面白いんだけど、とにかく長く続くじゃない?
実は、それが怖くて、時代劇には手が出しづらい状況です。


今日読んだのは、『朝鮮王朝の歴史と人物』という本です。
ご近所の奥さんが貸してくれました。
「ざっと、歴史の流れを知るには、いいよ」
といって貸してくれました。


確かに、私は朝鮮王朝のことは何も知らずにドラマを見てきましたから、少しくらい歴史を知っていたほうが楽しめそう。
すると、
「あの時のドラマの名君は、実は、後年になって、国を乱したんだ・・・」
とか
「あの王の孫は、あの王だったんだね」
とか、
「あの時、殺された妃は、あの王の正妻だったのか・・」
など、かつてドラマに登場した懐かしい名前を幾つか発見しました。


それにしても、一つの王朝が500数十年も続いたっていうのが驚きでした。
さすが、孝と忠の国だね。
本の著者もなんどか言及していたけれど、派閥間の争いがえげつなくて、それが結局は挑戦王朝の発展を遅らせ、近代化をはばみ、不幸な近代史の歴史を刻むことになったのですね。
政治の混迷は、人民を不幸にするってことの典型なんだなあ。


おいっ、日本の政治家よ。
派閥争いなんかしている暇はないぞ。
いい加減、目を覚ませよ。
と、この本を読み終わって、なぜか突然、そんなことを考えました。