捨て猫再び

昨日、学校の廊下掲示を眺めながら歩いていると、また子ネコちゃんのブロマイドが掲示されているのに気がつきました。
なんでも、先週、遠足に出かけたときに生徒が拾ってきたというのです。
寒さでぶるぶる震えていたものを、生徒が哀れんで拾ったものの、文字通りの半死半生。
このままでは死んでしまう・・・と教頭先生がわざわざ獣医さんに連れて行ってなんとか一命を取り留めたという奇跡のねこちゃんらしいのですが。


獣医さんに診察してもらった結果、命はとりとめたのですが、このネコちゃんは脳に障害があるらしく、まっすぐに歩くことが出来ないらしいのです。


う〜ん、この子の里親探しは難しそう。
一番心配してるのは、このネコちゃんを拾ってきた生徒のクラス担任の先生です。実は、この先生、前回の捨て猫を拾ってきた生徒の担任でもありました。
「なんでかわからないけれど、今年はネコの心配事が続くのよ」
彼女の口ぶりによると、どうやらネコがらみの心配事は今回で、今年になって三回目みたい。


この場合、あっちにもこっちにも気ぃ使うだろうな〜。まずは獣医に連れて行った教頭先生、クラスの生徒、このネコを預かっている理科室在中の先生方など。学校の廊下に「子猫の里親求む」の掲示がある以上、全校生徒職員がことの顛末を見守っているわけですから。