仕事納め
昨日は、今年最後の仕事・・・赤点追試者の答案の採点に行ってきました。
この女子生徒はなかなかのツワモノらしく、国語以外にもいくつかの赤点をとっている様子。でも、意外とあっけらかんとしているのはなぜ?
一対一で補習をしているときにも感じたんだけど、この生徒は決して頭の回転が悪いとか、物覚えがよくないとか、そういう人ではありませんでした。
ただ、あれだけ授業中に熟睡していたら、そりゃテストの点も取れんでしょう。
昨日、テストが終わった頃合に学校へ向かうと、校内の駐車場で彼女とばったり出会いました。
いきなり彼女に言われたのは・・・
「先生のテスト、文字の打ち間違いがあって大変でしたよ」
で、よくよく聞くと、漢字の書き取り問題、羅生門の本文かせ「ゾンガイ」を出したんだけど、彼女は
「あれ、アンガイの打ち間違いですよね?」
違います。ゾンガイは存外なんです。(下人は老婆の答えが存外平凡だったので・・・)
で、職員室に入っていくと、数人の先生から
「先生、追考査の問題に誤植があったと生徒が言ってましたが・・・」なんていわれてしまいましたよ。もちろん存外の件は伝えましたが。
まったく、一筋縄ではいかないツワモノでした。ちなみに、63点でした。ビミョ〜!