課題テスト監督

昨日今日と課題テストの監督の仕事でした。
開始五分前にテストを配って、50分間のテストを監督して(けっこう鋭く目を光らせています)、終了のチャイムとともに解答を回収して担当の先生に手渡す。
これがテスト監督の仕事です。


今日はたまたま普科の数学と英語の時間を担当しました。
私の担当する教室の生徒は文系クラスということもあって、とにかく数学が苦手な生徒が多い、というのは見ていてすぐに分かりました。


開始から10分後には、机に突っ伏して残りの40分を空しく待つという生徒が5割も!
まあ、気持ちは分かります。かつて数学苦手少女だった私ですから。
しかーーし、こういっちゃなんですが、その数学超苦手少女だった私でも僭越ながら解けてしまう程度の問題すら手をつけない君たちはちょっとアカンでしょ。


で、テスト開始から三十分もすると、突っ伏し組みは8割以上にもなって、中には、深い睡眠に入ってしまったのか、規則正しい呼吸音を、すーーっすーーっとたてて安らかに眠る生徒もちらほら。


この姿をみて、本当に国語の教師でよかった〜と心から思いました。
国語のテストは、みんな一応最後まで投げずにチャレンジしてくれますから。
校外模擬テストの結果でも、国語はそこそこの得点をあげているようで、ちょっと安心。
聞くところによると、準進学校(トップから三位までにはつけないが、そこそこ頑張っている生徒たちの学校です)では、模擬テストの結果に、担当教科は戦々恐々としているらしいのです。
特に、差がつく数学英語の教科会は、職員室で肩身が狭いんだとか。
ひょえーーーっ。
そんな恐ろしい高校もあるんだね。
で、そういう学校では、朝の一時間目が始まる前に朝補習があって、午後の六時間目があったあとに、七時間目までつくって、生徒に勉強させるのだとか。ちなみに毎日!
ひょえーーっ。
先生も生徒も疲れちゃうでしょ。
そんなに疲れさせて、ホントに成果が出るのかなぁ?


生徒の無邪気な寝顔を見て、なんだか考えさせられてしまいました。