消えたメニュー

冬に我が家の定番になるスープが、デビルズスープ、別名オニオングラタンスープです。
大なべに一鍋作って、3日がかりで食べます。中サイズの玉ねぎを6〜7個使って作ります。スープの材料は、正真正銘玉ねぎだけです。
これが素朴で美味しいの。
玉ねぎがチョコレート色になるまで炒めてたら、固形スープの素と水でコトコトにて、最後は塩と胡椒で味を調えるだけ。


朝、耐熱スープの器にフランスパンをスライスしたものを乗っけて、とろけるチーズをかけてトースターで焼きます。時間にして3分くらいでチーズに焦げ目がついたら出来上がりです。
一度にパンとスープが食べられるので時間節約にもなります。


息子Bも、週の半分はデビルズスープが続いても文句一つ言わずに食べてくれます。私も日中小腹が空いた時なんかに小さな器で作って食べたりします。


今朝、でもさすがにこう続いちゃあ、本心では嫌かも知れないと思って聞いてみました。
「いや、別にきらいじゃないからいいんだけど・・・・」
「けど?」
「一つだけ困ったことがあるんだよね〜」
といって、息子Bが言うには、このスープ、なにしろ玉ねぎが山ほど使われているわけで、朝食べた玉ねぎの臭いがなかなか取れないというのです。
「だから、午前中は、つい口臭を気にして口をこんな風にしてしゃべってしまうんだ」
彼が見せてくれたのは、口をすぼめてボソボソ小声で話す様子でした。


かっちょ悪すぎるだろ!


明日の朝食のメニューからは、きっぱりとこのスープだけは消去することにしました。