老婆心ながら、ついでに女性の独身の方にも・・・

先日、まさかの修学旅行先で将来の伴侶とめぐり合ったという、日本版ハーレクイーンロマンスともいうべき出会いを紹介しました。
特に、独身男性の方に向けて、おばさんが厳しい目で、しかし結構公平な立場から「ひょっとしたら、あなたには、ここが足りないかも・・・」的な発言をさせていただきました。
私なら(一応、私にも若い女性だった歴史がありますので)、こういう風にされたら嬉しいかも・・・という観点からみたアドバイスですから、当らずとも遠からずなのではないかな?


今日は、ついでに女性バージョンも。
こちらは、ちょっと微妙。なにしろ自分が男でない以上、どんなことが男心をくすぐるのか、わかんないもんね。
それでもあえて書いてみようじゃありませんか。


私が考える縁遠い女性の共通点は、「スキがなさ過ぎる」こと。というか、一人で何でも出来すぎること。というか・・・、はっきり言いましょう。出来ない・情けない男を許せない気持ちが態度にでること。
今の世の中、女性の方が大学(短大も含む)進学率が高いとか。女性の高学歴化は周知の事実です。
で、若い男性はますます草食化しているし、そんな女性の目から見たら、ますます「頼りないよね〜」となってしまうのは分かります。息子ABを見ていても、そう思うくらいですから。
でも、そこは、ぐっと我慢してみてください。たとえば、
「ったくう。ちんたらやってて、ほっんと腹立つわぁ」
と思うような場面があったとします。
と、縁遠い女性の方は、その気持ちが、かなり露骨に態度に出てしまうのです。
そういうことに、特にデリケートな若い男性は、自分が出来ない・知らないことで、どうやら相手をイラつかせているらしい、という気配を女性以上に感知する能力を持っているのです。


これが女性なら(私)なら、
「え〜、まじか〜。君、エクセルも出来ないの?」
といわれたら、
「やだ〜、ばれちゃったし。てへぺろ〜。じゃあ、ついでにやってくれる?」
とかなんとか、すぐにお願いモードになって、ちゃっかりやってもらっちゃうと思うんだけど、どうやら男には、このワザは使えないみたいですよ。
ジョーク集か何かの本で、
「なぜモーゼは沙漠の中を何年間もさまよったのか」
という質問があって、その答えは
「モーゼが男だったので、人に道を尋ねられなかったから」
だったのを覚えています。
それくらい、男という生き物は、何かが出来なかったり知らなかったりすることを人に知られるのを嫌がる生物みたいなのですよ。


気が利くし、外見だって全然悪くないし、暗い性格でもないのに、なぜか縁遠い女性には、ひょっとしたら、
てへぺろー」
と自分がいえる勇気と、相手にも言わせられるような寛容の雰囲気が必要なのかも。


実際、ここに意地悪なオバサンの目があるように、世間の男性は独身女性のこと、けっこうしっかり見てます。