わりなき恋の続き

岸さんの現実の恋のお相手については、ネット検索によると、ほぼ「あの方だ」という方を特定していました。
こんなに簡単に不倫相手の情報が手に入っちゃうわけですから、ネット社会って、本当に怖いですね。

とはいえ、岸さんの場合は、当然のことながら
「ねえねえ、これってどう考えても岸恵子の半生を下敷きにして描かれた私小説よねぇ」
と人々の口の端に上るであろうことは先刻承知の上での出版でしょうから、特に問題ないでしょう。


でも、岸恵子のお相手としてネットに、こ〜んなに個人情報や写真が出てしまった「あの方」は、そこんとこ、どう思われているのか?
やはり豪胆な方で、
「私が彼女のお相手ですが、なにか?」
的な超越型の反応をされるのか。
それとも、世間体を気にして
「いやあ、誤解をうけて、大変迷惑です」
的な逃げの反応をされるのか。


しばしば芸能人や著名人の方々が、プライバシーが守られない事に関して、訴訟沙汰になったり問題になったりしますが、ああいう大きな会社の副社長さんともなると、半ば公人という扱いになるのでしょうかねえ?


母にいわせると、岸恵子さんくらいの美しいひとなら、たとえ70歳を超えていたとしても、相手がひとまわり年下の男性でも、充分に恋愛の対象になるというのですが、そこんころはどうよ?


高校時代の古文の授業で、六条御息所と十五・六歳の光源氏との恋愛は成立すると思うか、という内容で盛り上がった記憶がありますが、ちょっとそれを思い出してしまいました。