ナンチャッテは、毎年夏になると一度は「蚊」のことを話題にしている気がします。
それくらい蚊には悩まされ続けてきています。
玄関のドアを一瞬でも開けようものなら、庭の無数の蚊が入り込んできます。
ですから、玄関先では常に蚊とり線香を炊き、吊るすタイプの防虫剤を下げ、部屋の中ではリキッドタイプの蚊とりを使うという厳重装備の生活をしてきました。


ところが、今年はちょっと今までは違います。


話は去年の秋に、遡ります。
お隣さんが家を売って引越しすることになり、宅地ナントカカントカという人がやってきて、私に売地の際の手続きとして、地境の確認をしてほしいといわれました。で、初めてお隣さんの敷地内に入って、うちとの地境の印があるポイントを確認しました。
その時に、衝撃のあるものを見てしまったのです。
それはお隣さんちのブロック塀の穴に、水が溜まっていて、そこにウヨウヨとボウフラが漂っているのを見てしまったのです。
我が家の敷地は、お隣さんが二軒接しているのですが、実はその二軒とも、ブロック塀の穴に水が溜まっていたのです。
もう肌寒くなり始めていた秋でした。
まあ、お隣さん方も知らなかったと思いますよ。こんなところからあの大量の蚊が発生していたなんて。


で、とりあえず、その穴を小石で埋めて水をなくした状態にして、応急処置をしました。片方の隣さんはほどなくお引越しされていきました。もう片方のお隣さんは、海外生活中。
両方ともに応急処置をして水がたまらないようになっているのですが、そのお蔭か、今年は梅雨時になっても蚊が発生していません。
今のところ、蚊とり線香をたいた日は一日もありません。


もしも、蚊が異常に多いわとお困りの方がいらっしゃったら、地境の塀のブロックの穴を覗いてみては?見落としがちですが、意外とそんな小さな穴で大量のボウフラが発生していたりするかもしれません。